要旨：政策は選挙だけでは決まらない(むしろ選挙は「儀式」のような物になっているので政策への影響はむしろ少ない)。いまだけここだけ自分だけ、とみんなが思う低信用社会、政治や行政への信頼が低い社会は、ネオリベ化がすすみ、格差が広がっていく。ほんのわずかな富裕層を除き、大部分の国民が、本来健全な民主主義社会では政府が担ってくれたさまざまな役割や給付を、自前で用意しなければならなくなるからますます格差が広がる。これらの現象の利益を享受できるのは、人口比で1％にも満たない富裕層に限られる。

「あなたは政治を放っておくかも知れないが政治はあなたを放っておかない」… Read the rest